お客様に要員を提案し面談までたどり着くと『あとは技術者さん役目』と思いがちです。
ですが、技術者の方は案件が変わるときに面接をするだけなのと比べて、営業さんは毎月何人もの面接に立ち会うわけですから、コツを押さえて技術者さんの助けになるようにしなくてはなりません。
そこで面接の際に気をつけた方が良いことをいくつかピックアップしてみましょう。
最初は挨拶
意外としない人が多いです「早速ですが経歴の説明に入らせて頂きます…」って早速過ぎです。
「○○と申します、よろしくお願いします」で良いので一言付けましょう。
今回はお時間を頂戴し云々、は営業さんが導入してあげた方が良いでしょう。
技術者さんは喋りが専門ではありませんから自己紹介から始められるよう誘導してあげてください。
案件説明のポイントはこれ!
- 案件の簡単な概要
だらだら話さずにどんなお客様のどんなシステムをどうした(保守してた、新規開発してた、リプレイスした)かを伝えます。 - 自分が参画したフェーズの説明
自分はその案件のどのフェーズに参加したのかを説明します。 - 自分のポジションの説明
何人くらいのチーム(全体&所属)のどんなポジションでどんな作業をしていたか、を伝えます。
リーダーやってました、って言う人がいますが、リーダーの概念も諸々なので、何人くらいのメンバーのスケジュール管理をしながら自分も実装した、など具体的な説明が出来ると良いでしょう。 - 習得した技術や経験などを説明
ここでどんなことが出来るようになったか、今の自分の何に役だったかを話しましょう。
説明する案件は直近3つくらいor案件に関わりの深いもの3つくらい
経歴の長いベテランさんなどでは、上から順にずらーーーーーっと説明する方もいらっしゃいますが、正直そこまで聞きたくはないですw
聞きたいのは今回参加して頂く案件にフィットするかどうかですのでそこにフォーカスした案件を説明しましょう。
あんまり似たような案件に参画していない場合は、活躍した案件を説明し人柄や基本的なスキルをアピールしましょう。
マナー、というか…普通にしましょう
今まで何人もの面談をしたりされたりしてきましたが、さすがに変わった方もたくさんいラッシャ合いました。
反面教師としてご紹介します。
- コートを脱がない
→お客様のフロアに入ったら脱ぐのが常識 - 座席についてもカバンを胸に抱えたまま
→アンパイアですかね… - スゴイ使い込んだメモをだしてそればっかり見て説明
→相手に向かってお話ししましょう - 非常に色の濃いどでかいサングラスをしたまま
→ゴルゴですか?目が悪いのかもしれませんがファッションでしたら見直しましょう - バンダナ巻いてる
→ランボーですか?
一緒にリハーサルを!
そして何より一度一緒にリハーサルをしてあげてください。
実際の面談の場で「あんなに話せないとか信じられない」と言っている営業さんを見かけますが、それってリハーサルしなかったの?と思ってしまいます。
何よりもまず技術者さんが何話すかを事前に知っておくこと、そしてそれは案件に対するアピールになっているかを確認しあってください。
その上で本番に臨めば何かあってもフォローもしやすいですし、技術者さんも自信を持って喋れるはずです。
おわりに
以上が面接での心構えといいますが外してはいけないポイントとなります。
普通に出来れば誤解されることもないと思うのですが、どうもシステム業界の人は普通が苦手ですよね。
そこは営業さんがフォローしてあげて良い面接が出来るようサポートしましょう。
コメント
[…] いよいよ面談までたどり着いたらあと一歩。なのですが、技術者さんは人見知りだったりコミュニケーションが苦手だったりしますよね。面談スキルを技術者さんだけに任せるのはとってももったいないと思います。技術者さんは仕事が変わるときにしか面談をしません。営業さんはみんなの面談に同席しているのですから、一緒になって面談が成功するように協力するべきです。マナー的なところから始めて、経歴のどこからどこまで話をするのか、また問答集など考えても良さそうです。こちらもまとめてみましたが、一番大事なのは技術者さんと営業さんのコミュニケーションです。しっかりお話ししてみてくださいね。https://www.sessales.net/?p=78 […]