まだ開発経験が浅い技術者さんに仕事を探すのは本当に大変ですよね。
実際ロースキルな人が参画できる案件ってどういうものでしょうか。またどんな案件なら入りやすいでしょうか。
今までの傾向などから考えてみたいと思います。
詳細設計が出来ていて、実装UTをガンガンやって欲しい場合
理想的なロースキル案件です。
詳細設計がしっかり出来ていないと要員は苦労するかもしれませんが、実装、UTは数をやればやるほどスキルの成長に直結します。
なので営業さんとしては出来るだけこういった案件をゲットしてあげたいところですが、なかなか数がない案件でもあります。
一社上位の会社が請け負いで仕事を請けている場合、基本設計などから良いメンバーを参画し、詳細以降で是非若手を使ってください、という話にするのがやりやすいでしょう。
結合テスト以降で猫の手も借りたいケース
最も入りやすい案件はこのパターンだと思います。
基本的には、指定されたオペレーションが出来て、画面のハードコピーをExcelに貼れて、願わくばSQLで対象データの確認が出来ればOKのレベルだと思います。
バッチの場合はShellとか出来ないと厳しいかもしれないけどその辺は担当にならないと思われます。
テストの場合、実装がないので言語的な成長にはなかなか繋がらないのが困りものです。
あと注意したいのはこういうプロジェクトの場合9割は炎上している状態です。
ですから稼働が高くなったり無理を言われることが多いかと思われます。
技術者さんのメンタルや体調管理もしっかりしてあげたいところです。
どういうスキルを身につけるべきか
ここからは運も関係してしまうので絶対とは言えないので取り扱い注意です。
個人的にはSQLのスキルをまずはしっかり身につけるのが良いと思います。
言語的な事ばかり優先してしまい、ちょっと置いてけぼりにしてしまう会社さんもあるようですが、どんなシステムでもデータを使わない、という事はほぼありませんから覚えておいて損はないと思います。
ですから、テストフェーズに参画した若手さんにもデータの検証などでSQLを使った場合はしっかり身につけるようにして欲しいですね。
もちろんJavaやPHPなどの言語的なスキルも重要ですから手は抜かないようにしてくださいね。
おわりに
若手の人がまず最初に苦労するのは、経歴書にしっかり記載できる経験を積む事だと思います。
どんな経歴を積む事が出来るかは営業さんが大きな影響を与えることになります。
それは技術者さんの人生も変えてしまうかもしれません。
そこまでしっかり考えて案件の内容を把握し提案してあげてください。
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