カフェでひと仕事、の注意点

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最近はテレワークがふえてきたものの、営業さんは移動時間が多く空き時間にカフェで仕事を片付ける事も多々ありますよね。
ただ、不特定多数がいるカフェでは注意すべき事柄がいくつかあります。
セキュリティ事故になりかねませんので最低限守るべき事をピックアップしてみました。

基本中の基本、のぞき見は防止必須

ノートPCの画面は対処をしていないと周りの人から丸見えになります。
その状態で会社の収支表や、案件情報、技術者さんの情報などセンシティブなものを表示してしまうとそれだけでセキュリティ事故になってしまいます。
万が一、のぞき見した人がその情報の意味が分かってしまう人だったら大変なことになってしまいます。
のぞき見フィルタ機能があるPCを使うか、のぞき見防止フィルターを使う事をお勧めします。
それでも真後ろから覗かれてしまうと見えてしまうので、喫茶店でのお仕事では見る情報や座る位置など細心の注意を払いましょう。

知らなかったでは済まないFree Wi-Fiの盲点

喫茶店によってはFreeWi-Fiを使えるところもありますよね。
スマホやルーターのパケットを消費せずに済むのでとても助かる存在です。
ただ、このFreeWi-Fi、実は結構なくせ者です。
暗号化されていないアクセスポイントだとインターネットとのやりとりが平文(そのままの状態)でやりとりされてしまうので同じアクセスポイントに接続している人なら、やろうと思えば盗聴することが出来てしまいます。
その情報にお客さまのメールアドレスや情報が含まれていればそれも丸見えという訳です。
そのため同じFreeWi-Fiでも「WPA」「WPA2」「WEP」などの暗号化されている物を使った方がまだマシですが、それでも安全とは言い切れません。
一番のお勧めはWi-Fi接続&VPNに接続をした上でインターネットを利用することです。
VPNを使うためには有料のサービスに入ったり会社が用意してくれないと、と思っていらっしゃる人も多いようですが実は筑波大学さんのVPN Gateという試験サービスがあり、こちらであれば無料で使う事が出来ます。
詳しいやり方は調べて頂ければ分かると思いますので是非チャレンジしてみてください。

電話はマナー的にもセキュリティ的にもやめた方が無難

良く喫茶店で大声で電話している方っていますよね。
コロナ渦では特に良くないとされていますが、そうじゃなくてもうるさいものです。
一緒に来ている人と話をしているのと同じと思えば変わらない、という考えもありますが、その場合もセンシティブな情報は大声で話すものではありませんね。
大声で会話するというのは、画面をのぞき込まなくてもWi-Fiを盗聴しなくても勝手に耳に入ってしまうのですからセキュリティ的にはザルと言うべきです(笑)
ここで注意すべきは簡単なことただ一つ。
周りに聞こえない、もしくは聞こえてはいけない内容は話さないと言うことです。
シンプルですね。
まぁお店を出て話すのが一番良いでしょう。

おわりに

カフェでお仕事、というとノマドワーカーみたいで聞こえは良いですがなかなか気を遣う場所だということがおわかり頂けたでしょうか。
特にFreeWi-Fiについては知らなければ意識せずに使ってしまうと思いますので覚えておくと危険を回避出来るかと思います。
私も喫茶店で仕事するのは気分転換も出来て好きなので、ちょっとした工夫で安全にお仕事したいものですね。

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