新人・若手アサインのポイント

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SESの営業をしていて一番苦しいのは新人もしくは実務経験のほぼ無い人をアサインすることではないでしょうか。
以前こちらで若手をどんな風に育てたら良いか、と言う点をお話しさせて頂きましたが、そんな育成の余裕なんてない!今すぐアサインしたいんだ!という場合もあるでしょう。
そういう場合どうしたら良いのかをまとめてみました。

既存案件への追加を目指そう

一番確実なのは、今中堅どころが参画している案件に増員させて貰うことです。
若手の面倒はこちらで見ます、教える要員も生産性を落とさないよう努力します、という訳ですね。
前提としては参画している方がお客様と現場レベルで仲良くなっている必要があります。
意外とこの「仲良く」は営業ツールとして抜群に成果がでます。
営業としては悔しいところですが、やっぱり現場で毎日会っている人にはかないませんね。
参画する案件としてはIT子会社様など準委任で参画しているチームが提案しやすいですね。
準委任であれば元々管理監督者もいますので、一人案件の派遣契約を切り替える事と比べると敷居も低くなりますし、何よりみんなで若手をサポート出来るので一人一人の負荷が減るところが良いでしょう。

単価の設定

正直に言えば新人さんは少なくとも数ヶ月は無償が良いかと思います。
若手さんも可能であれば無償、高くても40万台以下でないと苦しいと思います。
若手が入ると言う事は、面倒を見るため先輩の工数を使ってしまう訳ですから、お客様にしてみればマイナスしか無いことになります。
それでもこちらのことを考えて参画OKして頂いたわけですから無償でもありがたいと考えた方が良いですね。
数ヶ月後にお役に立てるようであれば単価の相談をするのが良いでしょう。
間違えても「数ヶ月後には有償の約束で!」とか押しつけちゃいけませんよw

新規単独案件が難しい理由

無償で提案するんだから先輩がいないところでも良いのでは?と思うかもしれませんが、実際に人が一人入ると言う事は、PCや座席代だけでも原価が掛かることという事を忘れてはいけません。
さらに上でも書きましたが誰かが面倒を見る必要がありますから、新規の単独案件と考えるとそれはお客様に面倒を見てもらう、という事に他なりません。
お客様にしてみれば何故他社の人間を面倒見なきゃいけないのか、という事になります。
普通であれば教育とはお金の掛かるものですから無償でも割が合わないのは理解しておきたいですね。

おわりに

以上、若手・新人さんのアサインについてお話ししてみました。
そんな環境あれば苦労しないわ!という声も聞こえてきそうですが、まずは定石という事で鉄板パターンを紹介させて頂きました。
どうしてもそういう環境が無ければ受け入れて頂ける顧客を探す以外手がないので大変厳しいとは思いますが頑張って参りましょう!

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